派遣から正社員になる際は、最大6ヶ月間契約して、通常の派遣の労働者として働くことになります。その6ヶ月が雇用試験の代わりとなり、契約終了とともに正社員になります。しかし、絶対に正社員になれるかというと実は違います。雇用を決めるのはやっぱり、会社側にあるので、働き方次第ではなれないこともあるのです。正社員になりたいのなら、他の正社員以上に役に立つことを派遣期間にみせる必要があるので注意しましょう。また、派遣の労働者側にも拒否権があります。もし嫌だと感じる職場だったら、正社員にならず派遣のままでいることも可能です。
派遣では以前はCADの仕事はできなかったのですが、自由化に伴いCAD(キャド)での設計図面の作成や修正を行う業務も派遣の仕事のひとつとなりました。CADの仕事としては大手住宅メーカーやで大手土木コンサルタント会社、機械設計会社でのCAD、設計補助の仕事があります。CADの操作は一般的にはソフトが限られていますので、経験を積むとどの会社でも働くことができるようになります。また専用ソフト(会社独自で作っているソフトで一般には市販されていないソフト)を使っている会社も多くありますので、専用ソフトを使っている会社では初心者でも働くことができますので、CADのスキルがあるといろいろな会社で重宝されます。
派遣の人材会社を決める第3のステップは、実際に派遣の人材会社を選びます。大手派遣会社、中小派遣会社、外資系派遣会社、また専門分野の派遣会社、企業関連系の派遣会社など、いろいろな会社があります。自分にあった派遣の人材会社を選ぶことが大切です。大手派遣会社のシステムのしっかりした会社もあれば、中小の派遣会社のようにアットホームな会社もあります。企業関連系の派遣会社は、その企業の社会保険や福利厚生が充実しています。特定のメーカー、商社、航空会社などで仕事がしたい場合は、この企業関連会社がいいでしょう。
派遣から正社員になる制度は「紹介予定派遣」と呼ばれるものです。人材派遣と職業紹介がミックスされたもので、正社員を雇用したい会社が、人材派遣会社に条件を提示し、条件にあった人材を人材派遣会社が派遣するという制度です。もちろん、正社員になりたいという派遣の労働者のみに適応される制度で、嫌だったら断ることもできます。
派遣の会社は大手派遣会社と、地域に根ざした中小派遣会社、外資系派遣会社に分かれます。大手派遣会社の特徴は、仕事量の豊富さ、教育制度のシステム化、待遇面の有利さ、自由化された業務に強い、紹介予定派遣への取り組みが進んでいる、といえるでしょう。特に待遇面では社会保険のシステム完備なども含めてきちんとしているので、初めて派遣のスタッフとして働くには、いい環境といえるでしょう。派遣の中小会社は、地域に根ざしていてアットホームな雰囲気があります。登録面接から社長と直接話せたり、コーディネーターとのコミュニケーションがとりやすかったりします。特に初対面で自分のよさをアピールするのが苦手な人は、中小の派遣会社を選ぶと働きやすいでしょう。また特化した分野での派遣業務が得意な派遣の人材会社もありますので、自分のキャリアアップと照らし合わせて、選択するのもいいでしょう。外資系の派遣の人材会社は、出先企業も外資系になりますので、英語をはじめ外国語を活かした職種には強い派遣会社です。